調理済食品に起因して1週間以上の通院を要するに至った事故が、消費者庁に年間約157件報告されています。(H28.3~H29.2実績)
(事故例)
レストランで食事中に異物を飲み込んで腹痛になった
卵なしとなっていた食品を卵アレルギーの子に食べさせたところショック症状で入院した
スーパーで購入したマグロの刺身を食べたところ腸閉塞になった
(裁判例)
異物混入ジュース喉頭部負傷事件(名古屋地裁)
― ジュースを飲んだ直後の吐血について、ジュースの異物混入を認定(損害認容額:10万円)
輸入瓶詰オリーブ食中毒事件(東京地裁)
- レストランで瓶詰オリーブを食した客が中毒症状となった事案について、瓶詰オリーブ起因性を認定(損害認容額:総額約1100万円)
イシガキダイ料理食中毒事件(東京高裁)
- イシガキダイに全国的に知られていない毒素が含まれていた事案について欠陥を認定(損害認容額:総額約1216万円)